あなたもやってない?低脂質低カロリーが意味ない理由
間違ったダイエットは全く痩せない、むしろ脂肪を増やす
先月末のバリでのファッションショーに向けて、久しぶりに減量をしようと思った私がやった
全く結果の出なかったダイエット法
まずこれが開始前↓↓
計測 6月25日
身長 158cm
体重 測ってない
ウエスト 60cm
ヒップ 85cm
写真も同日に撮ったもの↓



今見ると下腹部の内臓脂肪がしっかりついてる
ちなみにこの写真の前の週は誕生日のお祝いが続いて
毎週のようにフレンチフルコースや外食をお酒付きで楽しんでた(大食いなのでぺろっと完食)
写真の時の運動は ジム週2 パーソナル45〜60分で有酸素なし
食事は3食食べてて、お米は昼130g 夜130g
6月25日〜7月11日にかけてやったこと
- 犬の散歩の時間を1時間(雨の日以外)
- カフェ活ストップ(週1回パフェとか食べてた)
- 外食はなるべくいかない
このくらい(笑)や、多分ダイエットする気あんまりなかった(笑)、というかしてたつもりだった(笑)甘いものやめれば痩せると思ってたから
7月12日〜沖縄旅行の予定もあったから、甘いものとか、外食をなるべく制限してたんだけど
まさかの前日に、私の大好きなカフェのイベントにわざわざ電話で招待されて、最初は断ったのに誘惑に負けて
がっつりスイーツ食べた(ババロア、ケーキ、パイナップルクッキー)



ちなみにこのカフェ行く前までは結構自分的には絞れてると思ってた(だからカフェ行っちゃった)
ボディービルダーさんのカーボアップじゃないけど、糖質入れてもそんなに翌日響かないし水着堂々ときれる〜♡って調子乗ってたら
沖縄で自分の後ろ姿を見て驚愕


ちなみに1年前はこれ↑
筋トレしてるから引き締まってると思いきや、しっかり脂肪ものってる
まあそりゃ毎週のようにフレンチやイタリアンのフルコース食べたり、外食が続くとどうしてもそうなるよね
ちなみに下の写真の時はファスティングしまくっててガリガリだった時
こう比べると、痩せた方がいいじゃんって思うけど、論点はそこじゃない
だって食べてなかったから細かっただけで、食べたら今よりきっと太ってた
逆にいうと毎日外食続いても、腹筋の線は健在で、ただ太もも周り、お腹周りにちょっと肉ついてるくらい
だからまあ、この体型でOKって人は普通に週2ジムいって1時間散歩毎日やって
基本お米130g〜150g毎日食べて、外食週3くらい行ってもこのくらいの体型は維持できるということ
※沖縄旅行で食べたものはインスタ見てね
意識した事は朝食ブッフェはつけないで、スイーツも極力食べない
1日目の食事
- 朝 はバナナ・ゆで卵2個
- 昼 ソーキ蕎麦
- デザート バナナジェラート(砂糖不使用)シャンパン
- 夜 イタリアンフルコース✨ 晩酌 焼酎ソーダ割り1杯
2日目の食事
- 朝 マンゴー
- 昼 ソーキ蕎麦
- 夜 お寿司 (刺身盛り合わせ)握り三巻くらい、味噌汁
旅行中はひたすらプールと海で泳いで、スチームサウナ
2日目の朝からジムで45分筋トレ(有酸素なし)
そこから1週間経っての計測
7月22日
へそ上 64cm
ウエスト 60cm
太もも 45cm
最初と測るところ違いすぎて、比べられてないのが辛い笑 みんなごめんね😭
計測の3日後 7月27日の写真↓
毎週ダイエットのために日曜日は海で軽く泳いでた

沖縄でソーキそば毎日食べて、夜はイタリアンコースだったけど、帰ってきてから1週間普段の食事にすると
まあ、いつも通りの体に戻った
その3日後7月29日の写真↓
だいぶお腹周りのお肉も落ちてきた

この時は計測してないけど、写真での記録はこれ↓

↑まだ有酸素はしてない、筋トレとお散歩のみ
ここから1か月弱で体を絞らないといけない。。。
7月29日〜焦った私がやったこと
- 有酸素を追加
- お米の量を減らす
- カロリーを減らす
有酸素はまず筋トレ後にクロストレーナー30分+(たまに犬の散歩30〜1時間)
お米の量を130⇨120gに
カロリーも1300kcal〜1500kcal摂ってたのを↓に変更
1206kcal
P 80g
F 29.4g
C 155.3g
この時の食事はこんな感じ
家のご飯で意識してたこと↓
- EPA・DHA豊富な青魚を食べる
- 鶏胸肉(皮なし)のハムと鳥膝軟骨で低脂質高タンパクにして+脂質は良質なものを アボカドやアーモンドバターなど
- 大根おろしを毎食添える(消化を意識)
- 一気にタンパク質を大量に食べない(消化できないから)80g摂ってたとしたら20g×4回で摂取
- カラフルな彩を意識して見た目の満足感を出す
- お味噌汁は1日1回

7月30日お昼にフレンチフルコール(一応素材そのもののあまり調理してないお店を選んだ) 夜ご飯は軽めにしたはず

もうカロリー制限でヘロヘロになってたからすっごくこのフレンチが美味しかったの覚えてる
やっぱり食べないと人間ダメだね
カロリー制限した人ってわかると思うけど、極限になると、夜眠れなくなる(お腹空きすぎて)
これは最悪の状態(本当に危険だから大会出る選手意外やらないでほしい)
そして、目眩がきたり、どんどん体調不良になっていく
性格も激変!めっちゃキレやすくなる
カロリー制限してもあまりにも体型が変わっていいかないって悩んでたからついでに、ミトコンドリアが動いているかを見れる「有機酸検査」を実施
これは尿を採取してアメリカのラボに送って体のありとあらゆる状態を確認できるもの(めっちゃおすすめ)

結局ファッションショーまでに結果こなかったけど(笑)意味なかった(笑)
待てないからとにかくミトコンドリア機能を高められるサプリを導入
8月1日〜
左からミネラル(主にMg) COQ10 ビタミンB複合体 ビタミンC

本当は鉄も入れる人多いけど私は鉄基本不足してないから入れなかった(血液検査的にも貧血ではなかったから)
プラス酪酸菌(腸内環境のために)も飲んでた
- ビタミンCとCOQ10はリポソーム型のもの(吸収がいいもの)使用
- Mg 筋トレ中の水分に40滴くらい垂らして飲む
- COQ10 1日1錠のんでた(食後おすすめ)
- ビタミンB複合体 朝2錠(食前)
- ビタミンC朝2錠(食前)1時間後にまた2錠
- 酪酸菌サプリ 朝2錠
サプリ飲んでみて(正直一番MGに感動した)B群はあんまり変化感じなかった
ファッションショーまで残り20日。
8月3日〜トレーナーさんに、もうあんまり時間がないから、食事も攻めた方がいいんじゃない?
とアドバイスを鵜呑みにしてカロリーをさらに減らす
8月3日〜 カロリー計算
1106kcal
P 80g
F 27g
C 135.8g
運動もどんどんハードになって毎日筋肉痛
8月入ってからの運動
・朝有酸素45分
・週2パーソナル
・自主トレ週2
・ジムに週6回くらい行って筋トレ週4、有酸素週6のペース
8月5日摂取量↓もうこれは小学生以下

もはや摂取目標にも達しないくらい制限してた(本当に反省)
8月6日↓

8月8日計測

8月8日
へそ上 63cm-1cm
ウエスト 58cm-2cm
太もも 45cm
二の腕 24cm
8月12日↓

だんだん太ももの隙間が空いてきた
もうここまでくるとカロリーも1000kcal以下に慣れてきて、全然苦でもなかった
これいいことと思いきや全然良くないこと。勘違いしないでほしい
何でかって?これは体が省エネモードになってるってこと
一日中寒い!夜も寒くて眠れない
腸の絨毛っていう栄養吸収する細胞も減っていくし、胃液も少なくなる、体が栄養を沢山吸収できなくなっていく
その省エネモードともう一つ、運動って、食欲抑えられるってすごく感じた
有酸素(ランニングとかハードなやつ)って筋肉分解されるから、あんまりおすすめしてなかったんだけど、
私はウォーキング的な機械使った有酸素(ステアクライマーとかクロストレーナー)30~45分間やると、全然食欲がわかなくなって、その面ではダイエットがすっごくやりやすかった
これは、運動によって食欲を抑制するホルモンが分泌されるから
特に、活発な運動をすると「食欲抑制ホルモン」と呼ばれるグレリン、PYY、GLP-1などの分泌が抑制されることで、食欲が低下する
有酸素はミトコンドリアの量と機能を高めるから、汗も今まで以上にかくようになったし、疲労が取れるのも早くなった
私がやってた有酸素はランニングじゃないから(階段とか)だから全然苦しくもないし、むくみがすごく取れる感覚があって
顔まわりはかなりスッキリした感覚があったから、有酸素はずっと続けたいって結構真剣に思った!
8月13日 ファッションショーまで残り10日
ベトナムのハノイへ旅行に
正直こんなに絞ってる時に旅行って全然気が乗らなかったけど、我慢できる気がしないし、だけどせっかく分子栄養学も学んでるし、一通り何食べたら太るか、どう食べればいいか、食欲コントロール法分かってるから腕の見せ所だと思って楽しんできた
1日目食べたもの
- 朝 バナナとゆで卵2個
- 昼 機内食 PFC守ってスイーツのハーゲンダッツは半分、ビーフじゃなくてチキンにしてソースと皮は剥いで食べた
- 夜 ラウンジで食べて、炭水化物がパンしかなかったからフルーツで代用。お酒は我慢しなかったけど、飲む量は控えめに(シャンパン1杯、ワイン赤1杯)
- 夜食 カヌレ1個
(この日の内容とカロリーはインスタ載ってるから詳しく知りたかったらみてね)

2日目の食事
- 朝 ブッフェで、野菜たっぷりとフォー半分、ゆで卵とフルーツたっぷり
- 昼 牡蠣とワイン(白・赤)とチキンサラダ
- 夜 野菜のコース(ノンアル)

この日は朝食後ジムで45分間みっちり筋トレ

↑こうやってみる若干沖縄旅行の時からは小さくなった気がする
ジム後は街をふらふら散歩して、マッサージ2時間うけて
お昼ご飯前にプールで泳いでから昼ごはん食べてサウナ1時間
その後も街歩きしてDinner

どうしてもコース料理が食べたかったけど、流石にカロリー抑えられないから、ミシュランガイドに載ってた、『野菜のコース』のお店に♡薬膳とか、餅米とか、体に優しい料理で、ぜんぜん胃もたれもなく、翌日も体スッキリで最高だった♡
この後もホテルの周り歩いて、観光したり、マッサージ屋探したりして、結局23000歩歩いてたから、かなり運動した1日だった
こんだけ運動してたら脂肪はつかない。むしろもう少し食べて良かったかも
8月16日
朝食は野菜・フォー半分・フルーツとゆで卵(白身2つ)

この日は帰国だけだからそのまま飛行機でお昼ご飯
機内食のマカロニは食べてない
途中トランジットで夕食はさつまいも、サラダ、ゆで卵2つ

旅行中でもこうやってみると、食べるものの選び方と運動次第でいつもより絞れた感じがする
むしろ海外は穀物とか、チキンとかが多いから結構国によってはダイエットしやすい(特にベトナムすごくヘルシーだった)
8月18日
へそ上 64cm+1cm
ウエスト 57cm-1cm
太もも 45cm
二の腕 23.8cm

すっぴんで犬と遊んでる私↑かなり輪郭がシュッとしてきた
旅行に行っても、沢山歩いて、運動して、悪い油とってなかったから全然数字が増えなかったし、むしろウエストー1cmですごい嬉しかった♡ここでやっぱりみんなわかって欲しいのが、旅行中は1500〜2000kcal摂ってたってこと
カロリー制限しても体は絞れていかなかったし、どんどんぷにぷにした体になってく体感がすっごくあった
8月20日 最終写真


見てこれ↑左が7月29日 右が最終的な8月20日(約1ヶ月後)
ぜんっっっっっっっっっっっ前変わってない(むしろ日焼けして筋肉落ちただけ?)
7月22日 8月18日
へそ上 64cm ⇨ 64cm
ウエスト 60cm ⇨ 57cm -3cm
太もも 45cm ⇨ 45cm
みんな、もう一度私の努力を思い出してほしい
この1ヶ月、週6⇨有酸素45分 週2⇨パーソナル50~60分
スイーツをやめて、外食を我慢し、サプリを買って、カロリーを1日1000Kcal以下にして、
変化がこれだけ
カロリー制限が、どれだけ危険でどれだけ効果のない事か、お分かりいただけたでしょうか
じゃあなんで、カロリーを減らして結果が出なかったのか?
私の勉強の成果を集大成にして言えること
基礎代謝以下のカロリー(私の基礎代謝多分1200Kcalくらい、これは運動0で息するだけで消費するカロリー)
にすると、体の機能がそもそも落ちるから、筋肉もつかない、飢餓状態になって脂肪を溜め込むようになる
(生きてくために1200Kcalいるのに、1000Kcalしかなかったらどうやって生きてくんだ。。。そうだ、代謝をさげよう!)みたいにして体は自分を守るための防衛措置を取るようになる
基礎代謝について
人間は生きてるだけで、例えば、肝臓で解毒したり、脳で考えたり、胃で消化したり、ストレスに対抗したり、目を使ったり呼吸したりするだけでカロリー消費してる
だから、それ以下の摂取量にすると、体重は減らないし、むしろ脂肪が増えていく場合もある。体はエネルギーが足りないから、筋肉を分解してそれを糖にして脳へ供給したり、生きてくための活動のガソリンとして使うようになる。=引き締まった体とは程遠い体になる
そして今回私はそこで更に有酸素という爆発的にカロリー消費する運動を入れてしまった
毎日有酸素で450Kcal消費してたから、1000ー450=550Kcalしか食べてないのと一緒
むしろそれにパーソナル+してた時なんて多分600Kcalは運動で消費してたから、ほぼ400Kcalで生きてた
こんな少なくて生きていけるかー!!って感じだよね、筋肉なんて作られるわけもない
私はジムには筋肉を分解するために行ってたようなもの(笑)時間とお金がかなりもったいなかったダイエット法
じゃあなぜ、ボディビルダーさんたちは、減量の時食事制限してトレーニングするのか
まずちゃんと知ってる人はわかると思うけど、大会に出るようなムキムキの人たちと、軽くトレーニングしてる一般の人とは、前提条件が違いすぎる。
例えば、彼らはまず、バルクアップ期間をもうけて、食事量を倍くらいに増やす、そして筋肉をつける。
筋肉の合成に必要なのは、プロテインでなくて、1番重要なのはインスリン
インスリンて聞くと、みんな糖尿病のこと?って思うと思うけど、実は筋肥大にはインスリンが一番重要
バルクアップ期間中に多くの炭水化物を摂ることでインスリンが大量に分泌される。この「インスリンスパイク」と呼ばれる状態が、筋肉にとってのゴールデンタイムを生み出す。
- 筋肉の同化作用を最大化: 大量に分泌されたインスリンが、筋細胞へのアミノ酸とブドウ糖の取り込みを強力に促進して、これにより、トレーニングで傷ついた筋肉が素早く修復・超回復し、より大きく成長する。
- エネルギー源の確保: 多くのカロリーを摂取することで、トレーニングに必要なエネルギーが十分に供給されます。これにより、高強度なトレーニングを継続でき、筋肥大を効率的に進めることができます。
インスリンは、単なる血糖値の調整役ではなく、筋肉合成を強力に後押しする 筋肉合成ホルモン
脂肪ももちろんある程度はつくけど、ここで筋肉をできるだけ合成して大きくしておく。
そして、そこから、減量期にアンダーカロリーを作って、有酸素を入れて、脂肪を落としていく(もちろん筋肉も多少は落ちる)だけど、基礎代謝まで減らさずに、筋トレをしてできる限り筋肉を維持しながら、脂肪だけを落としていくようにして、最終的に皮一枚くらいまで体脂肪を減少させる。
みんな、アンダーカロリーを作って筋肉つけて脂肪も減らせると思いがちだけど、そもそそもそもスキニーファットだったりで、筋肉が少なく、インスリン抵抗性(インスリンがうまく効かない状態)だと、筋肉をつけるのが結構難しい
一般的に、減量と筋肥大を同時に進めるのは、非常に難しいとされている。この2つは、体の代謝メカニズムから見て正反対の目標だから。
減量期は、摂取カロリーが消費カロリーを下回る「アンダーカロリー」の状態。この状態では、インスリンの分泌量は低くなる。=インスリンの分泌が少ないと、体は筋肉を分解してアミノ酸をエネルギーとして利用しやすくなる。これが、減量期に筋肉が落ちやすい主な理由。特にタンパク質の摂取量が少ないと、この傾向は強まる。そして、普段からストレス過多の人は特に、アンダーカロリーにしてなくても、体の筋肉を分解して生きてる場合もある。
だから綺麗に筋肉をつけて痩せるっていうのはかなり、メンタルケアも必要で、ある程度バルクアップして体の機能を高めた上で、筋肉をつける期間を設けて、その筋肉を少しでも維持して脂肪を落としていくっていうステップが必要ってこと
だから私はバルクアップすることに決めた
私のバルクアップの記録を毎日ブログに書いていくから、一緒にバルクアップしたい!
栄養の事ももっともっと知りたい!!!って方は
ここから、詳細確認してね♡♡
